地力回復のために大豆などの豆科植物を育てる事は?
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地力回復のために大豆などの豆科植物を育てる事は?
昔(自分が子供の頃ですから35−40年前)は冬の田んぼにはレンゲが植わっていました。このレンゲは春には土にすき込まれました。このようなマメ科植物の使い方は、確かに地力を高めることにつながっておりました。さて、では大豆ではどうでしょう。種子はもちろん食用です。大豆は吸収した窒素の7−8割を種子に移します。そのため、土壌と大気から獲得した窒素のほとんどは種子にあるわけです。大気中から獲得する窒素は全体の窒素の一部でしかないわけで、そのため大豆の栽培は必ずしも地力の回復にはなりません.実はこのことを勘違いしている大学の先生もおられて、大豆を植えれば他の植物に役に立つんだと公言する先生もおられます。
大豆がなんで窒素固定をするのでしょうか?他の植物のために窒素を大気から獲得するのでしょうか?地力の回復のため?いえいえ、大豆は自分が窒素が欲しいんです。それも大量に。そのために、わざわざ苦労して微生物を囲い込んで、光合成産物を与えて窒素を獲得しているのです。そんなふうに考えると、大豆を栽培して種子を取り去れば地力が低下するのも分からないでも無いです。
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